せっかく丁寧にマニキュアを塗ったのに、すぐによれてしまった経験はありませんか?
仕上がりが美しくても、指先に跡がついたり、乾かす途中で崩れてしまうと気分も下がってしまいますよね。
実は、マニキュアがよれる原因はちょっとした習慣や環境に隠れています。
この記事では、マニキュアがよれる主な原因から、具体的な対策方法、さらに長持ちさせるケアまで徹底的に解説します。これを読めば「マニキュアよれる対策」をしっかり身につけて、サロンのような美しい仕上がりを自宅で実現できますよ。
マニキュアがよれる原因とは?
マニキュアがよれてしまう背景には、いくつか共通する原因があります。乾燥不足や厚塗りといった塗り方の問題から、生活習慣や環境によるものまでさまざまです。まずは、代表的な原因をひとつずつ確認してみましょう。
✅ よれやすい主な原因
- 乾燥が不十分なまま触ってしまう
- 一度に厚く塗りすぎている
- 塗布後すぐにお湯や温かいものに触れる
- 爪に油分や汚れが残っている
マニキュアが乾いていない
マニキュアは表面だけが乾いていても、内部はまだ柔らかいことが多いです。特に重ね塗りをした場合、見た目は乾いているようでも触れると跡が残りやすくなります。
完全に乾燥するには20〜30分以上かかることもあるため、焦らず時間を置くことが大切です。
一度に厚く塗りすぎてしまっている
一度に多くの液を塗ると、乾きが遅くなりよれやムラの原因になります。
発色をよくしたい場合でも、少量を均一に薄く伸ばすことがポイントです。プロのネイリストも「薄塗りを重ねる」ことを基本にしています。
塗布後にお湯など温かいものに触れる
マニキュアは熱に弱いため、塗布後にお風呂や家事でお湯に触れると柔らかくなり、簡単に崩れてしまいます。
塗った直後の2〜3時間はできるだけ水仕事を避けると安心です。
爪に油分や汚れが残っている
爪に残ったハンドクリームや皮脂の油分は、マニキュアの密着を妨げます。
油分があると塗った瞬間から浮いてしまったり持ちが悪くなったりするので、塗布前の油分除去は欠かせません。
マニキュアがよれないための対策
原因がわかったら、次はその対策を知ることが大切です。ちょっとした工夫を取り入れるだけで、マニキュアのよれを大幅に防ぐことができます。ここでは、日常で簡単に実践できる方法をご紹介します。
💡 よれ防止のための工夫
- マニキュアを冷やしてから使う
- 塗る前に指先を冷水で冷やす
- 除光液などで油分をしっかり取り除く
- 厚塗りせず薄く重ねる
- ドライヤーは冷風のみ使用
- 速乾マニキュアやトップコートを活用
マニキュアを冷やしてから使う
使用前にマニキュアを冷蔵庫で数分冷やすと液が固まりやすくなり、乾きが早まります。夏場など暑い時期には特に効果的です。
塗る前に指先を冷水で冷やす
塗る前に指先を氷水や冷水で軽く冷やしておくと、爪の温度が下がりマニキュアの乾きが早くなります。体温が高いと液がよれやすいため、小さな工夫で仕上がりが変わります。
爪の油分をしっかり取り除く
除光液やエタノールを含ませたコットンで爪を拭き取ると、余分な油分やホコリが取れて、マニキュアが密着しやすくなります。プロの施術でも必ず行われる工程です。
厚塗りはせず薄く塗り重ねる
「一度で完璧に仕上げよう」と厚塗りするのは失敗のもと。カラーは2〜3回に分けて塗り重ね、間に数分乾燥時間を取ることで、よれにくく美しい発色が得られます。
冷風を当てる
ドライヤーの冷風を弱めにあてると乾燥が早まります。温風はマニキュアを柔らかくして逆に崩れる原因になるため注意しましょう。
速乾性のある商品を使う
速乾マニキュアや速乾スプレー、トップコートを使うと、仕上がりまでの待ち時間を大幅に短縮できます。忙しい方や子育て中の方におすすめです。
よれたマニキュアの修正法
どんなに気をつけていても、うっかりよれてしまうことはあります。そんなときに慌てずに直せる方法を知っておくと安心です。ここではネイリストがおすすめする修正法をご紹介します。
🔧 修正のポイント
- 小さなよれはトップコートでカバー
- 大きく崩れた部分は綿棒でオフして塗り直す
少しの傷やよれであれば、その上からトップコートを塗るだけでなめらかに整います。もし大きく崩れてしまった場合は、綿棒に除光液を含ませて部分的にオフし、その上から薄く塗り直しましょう。全てをやり直さなくても修正可能な場合が多いので安心してください。
マニキュアを長持ちさせるためのケア
きれいに仕上がったマニキュアを少しでも長く楽しむには、塗り方だけでなく日常のケアも重要です。爪や手肌を整えておくことで、仕上がりの美しさと持ちが格段に変わります。
🌸 長持ちのために意識したい習慣
- ハンドクリームでこまめに保湿
- トップコートを2〜3日に1度塗り直す
- 爪先を軽く「ラッピング」して剥がれ防止
- 水仕事のときはゴム手袋を使用
ハンドクリームでこまめに保湿
マニキュアを長持ちさせるためには、爪そのものだけでなく周囲の肌の状態もとても大切です。
乾燥した手肌は爪の表面もカサつきやすく、マニキュアが浮いたり欠けやすくなります。特に指先は洗い物や手洗いで水分や油分を失いやすいため、1日に数回はハンドクリームを塗り直すのがおすすめです。
爪の根元(キューティクル部分)にもしっかり塗り込むことで、爪の成長をサポートし、仕上がりの美しさもキープできます。
トップコートを2〜3日に1度塗り直す
マニキュアを塗った直後はきれいでも、日常生活で少しずつ表面が削れたりツヤが落ちたりしていきます。
そこで活躍するのがトップコートです。2〜3日に一度、薄くトップコートを重ね塗りするだけで、ツヤ感がよみがえり、カラーの剥がれを防げます。また、トップコートには速乾タイプやジェル風仕上げタイプなどがあるので、好みに合わせて選ぶとより楽しめます。
爪先を軽く「ラッピング」して剥がれ防止
マニキュアを塗る際に、爪の表面だけでなく「爪先の断面」にも軽く塗ることを「ラッピング」と呼びます。
爪先は最も摩擦が多い部分で、タイピングや家事でどうしても色が欠けやすい場所です。ここにほんの少しマニキュアやトップコートを塗り込んでおくだけで、先端からの剥がれを大幅に防げます。
慣れると自然にできるようになるので、仕上げのひと手間として取り入れるのがおすすめです。
水仕事のときはゴム手袋を使用
マニキュアの大敵は「水と洗剤」です。
水分でふやけた爪はマニキュアが剥がれやすくなり、さらに洗剤の成分が表面を弱めてしまうこともあります。
料理や食器洗い、掃除などの水仕事をするときは、必ずゴム手袋をつけて爪を保護しましょう。最近は薄手でフィット感のある手袋も多いので、作業もしやすく、指先のカラーを長持ちさせるための心強いアイテムになります。
まとめ
マニキュアがよれる原因は、乾燥不足や厚塗り、油分や熱といった小さな要因が積み重なったものです。しかし、塗る前の準備や塗り方を工夫し、速乾アイテムやトップコートを取り入れれば、仕上がりは格段に美しくなります。
さらに日常のハンドケアを意識することで、色持ちもアップ。この記事で紹介した「マニキュアよれる対策」を取り入れて、自宅でもプロのようなツヤ感と持ちの良さを楽しんでみてください。
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