梅雨の時期が近づいてくると一番やっかいなのが湿気!
洗濯物も乾きづらくなるし、カビも生えやすくなります。
しかしそれだけでなく、湿気のせいで床が濡れることもあるそうです!
湿気多すぎてやばい
床濡れとる— TaBe (@TaBe_____) August 12, 2021
湿気で窓や壁が濡れたり湿ったりするのは分かりますが、床が濡れているということになかなか気づかないですよね?
なぜ湿気があると床が濡れるのか、またそれを放置するとどんなトラブルが出るのでしょうか?その理由や対策方法をまとめてみました。
目次
湿気で床が濡れるのはなぜ?

湿気で床が濡れる原因は、『底冷え』と『結露』になります。
底冷え
フローリングの上を素足で歩くととても冷たく感じることはありませんか?
エアコンや暖房器具を使って空気中を暖かくしても、床は冷えたままなんです。
それは床下から冷気を通してしまうから!これが底冷えになる理由です。
結露
次に結露ですが、冷たい飲み物が入ったグラスに水滴がつくアレですね!
結露とは水蒸気を含む暖かい空気が急激に冷やされることで、空気中の飽和水蒸気量がオーバーし、水蒸気が水になってしまうという現象です。
なので、冷たい床と暖かい空気が触れ合うことによって結露をおこし、床が濡れるということです。
また家具と床下の空間が足りず、そこに空気がこもることによって結露がおきることもあるそう。
では床が濡れる理由が分かったところで、次はその対策についてまとめてみました。
湿気で床が濡れている時の対策は?
床が湿気で濡れてしまったときの対策、それは『床の結露を拭き取る』『湿気を吸うものを床に敷く』『空気を循環させる』です。
毎日拭き取るのが確実ではありますが、時間がかかる上に面倒ですよね。
では湿気を手軽に吸い取ってくれる方法をご紹介します!
除湿剤
湿気取りといえば定番な除湿剤!
安価で手に入りやすく、どれだけ湿気を吸収できたか簡単に確認することが出来ます。
しかし除湿剤を使う上で注意点があります。それは置く場所です。
除湿剤は開放的な空間で使うよりも、密閉空間で使用するのが効果的だそうです。
例えば、クローゼットや靴箱の中などですね!
新聞紙やダンボール
カーペットなどの敷物の下に使用すると、湿気を吸ってくれます。
また断熱シートを併用すると底冷えも抑えられます。
そして最後は、空気の循環させる方法です。
空気の循環
空気が停滞してしまう場所は湿度が上がりやすく、カビが発生しやすくなります。
そのため換気をしたり、サーキュレーターやファンを使って空気を循環させることがポイント!
洗濯物の室内干しもさらなる湿気を生むので、換気扇のある浴室や洗面台に干すようにしましょう。
理想としてはエアコンの除湿機能を使用し空気を循環させ、床に吸収グッズを敷くことです。
それでは、湿気で濡れてしまった床を放置するとどのようなトラブルがおこるのか調べてみました。
湿気で濡れた床を放置するとおきるトラブルは?

湿気だけでなく、突然の雨漏りや水漏れが起きて床を濡らしてしまうこともあるでしょう。
ではそのまま床を濡らした状態で放置するとどうなってしまうのでしょうか?
- カビが繁殖し、カビ菌や破傷風菌などの雑菌から感染症を引き起こす
- 柱など木部の腐食、鉄骨・釘など金属部が錆びる
- シロアリが発生する
- 床下の断熱材が濡れて断熱効果が低下する
- 漏電の危険
これほどの危険性があるんですね!
そして湿気は床上だけでなく、床下にも悪影響を及ぼします。
床下に湿気がこもると害虫や菌を引き寄せ、家が傷むだけでなくアレルギー性疾患「シックハウス症候群」を発症しやすくなる恐れもあるとのこと。
また木材が傷むイメージのある方が多いでしょうが、なんとコンクリート材も劣化するのだとか!
ここまでくると湿気は本当にやっかいですね。
早めに対処できれば、大事な家や家族、生活を守ることができます。
そのためには、日ごろの湿気に対する備えや知識を持っておくことが大事ですね。
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