暑い日が増えてくると夏に向けての熱中症対策が必要になってきます。
しかし、その対策も私たち人間だけでなく愛犬にも同じように気をつけなければいけません。
犬は皮膚を毛で覆われているため、熱中症になりやすいといわれています。
人は暑くなれば半袖を着たり、またクーラーをかけたりと自分自身で気を付けることができますが、犬には出来ることが限られてきます。
しかし、どのように熱中症対策をしたらいいのか、また夏用グッズ、ベッドはどのようなものを選んだらいいのか、悩みますよね。
愛犬の命を守るために、飼い主さんたちができる熱中症対策をお伝えしていきます。
目次
犬に夏用ベッドは必要?

犬も人間と同じように睡眠はとても大切です。
人間でも、暑くなれば冷たい布団に変えたりしますよね。
犬も一緒です。やはり、熟睡するためには寝心地のいい環境を整えてあげることで睡眠の質も上がります。
また、日中も暑さをしのげる場所が必要になります。
接触冷感生地というサラサラしたベッドは、触れる部分がひんやりした素材で暑い夏には快適に過ごせるのでおすすめです。
また、通気性のいいメッシュ素材のベッドもいいでしょう。
犬の熱中症は家の中でも起こる?
犬も人間と同じように熱中症にかかります。
犬は、人間のように汗をかいたりすることができないので体温調節が難しくなります。
5月あたりから急に気温が上がり始めるため、朝は涼しくても日中の気温が高くなると注意が必要!
熱中症は屋外で多いと思いがちですが、室内での発症も多くなるんです!
高温多湿の室内に放置しておくと熱か体にこもってしまい、高い体温に体が対処しきれなくなり、次第に熱中症の症状が現れてきます。
次第に、症状が進行していくと様々な障害を引き起こしてしまいます。
最悪の場合は、死に至ることもあります。
熱中症の症状には、
- 呼吸が荒くなる
- 心拍数が早くなる
- 体が熱くなる
- 口の中や下の色が赤や紫色になる
- 下痢、嘔吐
- 震えている
- 意識消失
このような状態が少しでも見られたらすぐ病院に連れていきましょう。
家の中で気を付けるべき熱中症対策は?

愛犬を熱中症から守る対策はいくつかあります。
温度や湿度
犬の体温は人間より高めになっています。
そのため、人が少し肌寒いくらいと感じるくらいが犬にはちょうどいいと言われています。
室内の温度は18~26℃程度、湿度は60%以下を目安に環境を整えてあげましょう。
カーテンを閉めておく
日向ぼっこをする犬も中にはいると思います。
長時間、日差しを浴びていると日射病にかかる場合もあるので気を付けましょう。
カーテンを閉めておくことで、室内も涼しく保つことができるので電気代の節約にもなります。
水分補給をする
脱水状態になると熱中症になりやすくなります。
常に犬が水分補給できるように、出かける前には必ず新鮮な水をたっぷりと用意しておきましょう。
また1カ所だけではなく数カ所用意し、こまめに水分補給できるようにしましょう。
ひんやりグッズを使う
ペットショップやホームセンターに行くと、犬用の冷感マットやジェルシートなど、熱中症対策グッズがたくさんあります。
犬が気軽に暑さを軽減できるように環境を整えてあげるといいですね。
まとめ
犬は人間よりも暑さに弱い生き物です。
熱中症にもなりやすく、重症化すると後遺症につながることもあり、最悪は死に至ることにもなる非常に危険な病気になります。
しかし対策をしっかりしていたら、未然に熱中症も防ぐことができますよね。
飼い主さんたちで愛犬が夏を快適に過ごせるように環境を整え、守ってあげましょう。
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