皆さんは普段の洗濯で柔軟剤は使用しますか?
ついついたくさん使ってしまうから、と節約目的で洗剤のみのかたも多いかと思われます。
しかし最近では“部屋干し用“や“花粉対策”など様々な用途に使えたり、香りのバリエーションが様々であったり豊富な種類が存在します。
今回は衣替えに着目した柔軟剤の使い方を見ていきましょう!
目次
衣替えするときの洗濯には柔軟剤が必須!?効果や使用方法は?

柔軟剤とは、そもそもなぜ使うのでしょうか?
柔軟剤の効果は?
主に2つ挙げられます。1つ目は漢字からわかる通り、衣類を柔らかく仕上げるという効果があります。
洗濯洗剤だけだと洗浄力が強く、ポリエステル等の艶感のある生地はゴワゴワになってしまうことがあります。
そういったことを防止してくれる効果があるのです。
2つ目は香り付けプラス消臭・防臭効果が期待できることです。
梅雨の時期はどうしても部屋干しが多くなってしまいがちです。そんな時に柔軟剤を用いれば、部屋干し特有のじめっとした香りはどこへやら。
梅雨に限らずとも、柔軟剤の香りがふわっと香る瞬間に癒される人も多いのではないでしょうか?
精神的な面でもリラックス効果をもたらしてくれそうです。
また衣替えでは約半年間収納したままとなるので、来シーズンに心地よく着るために柔軟剤を使用するのもオススメです!
以上のことから柔軟剤を使うことでメリットはたくさん挙げられます。
保管する衣類に柔軟剤を使用する際のデメリットは?
衣替えで衣類を収納する際に、柔軟剤を使用して洗濯することで起こるデメリットがあります。
それは『匂いの定着化』です。
皆さんはこんな経験ありませんか?友達や知人の家に行ったときの、特有の香りを感じることです。
もちろん芳香剤の香りもあるかもしれませんが、柔軟剤の香りがしていることも!
しかしその匂いをまとった本人はというと、自覚症状が無いのです。なぜならその香りに慣れてしまっているから。
「いい香りがするから」と使用量が多すぎると、匂いが定着してしまう可能性もありますので気になる方は注意してみてくださいね。
柔軟剤を使わない方がいい衣類もある?赤ちゃんでも安心な代替品は?

良いことづくめの柔軟剤ですが、実は使わない方がいい衣類が存在します。
使わないほうがいい衣類
それはスポーツ用の服です。
ジャージの様にポリエステル生地のサラサラとしたものや、カサカサとした摩擦音がするジャンパーが思い浮かばれます。なかでも「吸湿、速乾、防水」と表記されているものには注意が必要です。
これらの表記があるものは、あらかじめ表面に加工が施されています。
そもそも柔軟剤とはいわば衣服のコーティング剤です。
もともとコーティングがなされている服だと、その上からさらに皮膜を重ねてしまうことになり、元々の効果が薄れてしまいます。
使用する際は事前に各メーカーのボトルの表記を確認してから使う様にしましょう。
赤ちゃんでも安心の代用品は?
柔軟剤は化学物質たっぷりです。
近年では、無添加やフリー等、自然な素材でできたものが注目されています。
しかし「自然」にも限度があり市販のものだと、人工的な化学物質は避けられません。
そこで日常生活で使える、安全な柔軟剤をご紹介します。
それは「重曹」です。
重曹は、お掃除にはもちろん、膨らし粉としてお菓子にも使われているので万が一口に入れてしまっても大丈夫なのです。
デリケートな赤ちゃんがいるご家庭では安心して使うことができます。重曹の使用量は、洗濯物の汚れの度合いや量に応じて変えるとよいですね。
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